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ファイル レポートは、待ち時間およびEXCPカウント(物理入出力)が多い上位5つのファイルのデータセット特性を示します。バッファー スキームまたはブロック サイズを変更すると、データセットへのアクセスを減らせる可能性があります。  

画面の上部にある をクリックすると、このレポートとプロファイルに対するメモを作成できます。作成されるメモはレポートに固有で、このレポートとプロファイルからのみアクセスできます。他のユーザーがメモを編集することも可能です。

ファイル リボン上の をクリックすると、[データセット特性]レポートが表示されます。

両方のレポートには、以下のデータ要素が表示されます。

  • [DD名]は、データセットに割り当てられたデータ定義の名前です。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [EXCPカウント]には、VSAMデータセットに関して、測定セッション中にデータセットで実行された入出力操作の回数が表示されます。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [アクセス方式]には、データセットの処理に使用されたアクセス方式が表示されます。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [レコード サイズ]は、最大レコード長のバイト数です。

  • [ブロック/CIサイズ]は、データセットのブロック サイズまたはVSAM制御インターバル サイズのバイト数です。このデータセットがデータセットを連結したものである場合、連結内の最初のデータセットのブロック サイズが示されます。資源要求分布レポートで待ち時間のパーセンテージが高いファイルでは、ブロック化因数が効率低下の原因となっている可能性があります。

  • [バッファー]は、指定されたアクセス方式とバッファー方式に応じて異なる値を示します。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [LSRプール]は、データセットが割り当てられたLSRプール番号です。このフィールドの値は、LSRバッファーが有効な場合にのみ表示されます。をクリックすると、プール活動に関する追加情報を示すVSAM LSRプール統計レポートが表示されます。

  • [ハイパー バッファー]には、VSAMデータセットに関して、個別のデータセットではなく、ファイルが関連するLSRサブプールに割り当てられたハイパースペースのバッファー数が表示されます。

  • [CI分割数]には、VSAMデータセットに関して、測定セッション中に発生した制御インターバル分割の数が表示されます。CI分割数が多い場合には、ファイルの再編成が必要であることを示しています。

  • [CA分割数]には、VSAMデータセットに関して、測定セッション中に発生した制御域分割の数が表示されます。CA分割数が多い場合には、ファイルの再編成が必要であることを示しています。

  • [RPLストリング上限]には、VSAMデータセットに関して、同時処理が可能な要求パラメーター リストの数が表示されます。

  • 次の行には、データ定義名(DD名)と関連するデータセットの完全修飾名が表示されます。報告されるデータセット名は、ファイルが最初にアクティブになったときにStrobeが取得した情報を反映しています。VSAM KSDSの場合、データセット名は、クラスター名またはコンポーネント名になる場合があります。VSAMの代替索引の場合、データセット名は、コンポーネント名、パス名、またはクラスター名になる場合があります。

DDNAMEの隣のをクリックすると、データセットに関する以下の追加情報が表示されます。リボンをクリックすると、各リボン内の詳細情報を表示できます。

  • [レコード情報]

  • [レコード形式]では、レコード形式およびブロック形式が定義されます。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [エクステント数]は、データセットに割り振られたエクステントの最大数です。連結されたデータセットのエクステントに関して、以下のように報告されます。連結された順次データセットに関しては、連結内の個々のデータセットのエクステントが報告されます。これらのエクステントは、データセットの入出力活動が検出された場合にのみ報告されます。連結された区分データセットに関しては、連結内の個々のデータセットのエクステントが報告されます。

  • [拡張形式]は、DFSMS拡張形式データセットの存在と、データセットに割り当てられた属性を示します。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [オープン インテント]は、データセットのオープン時にプログラムによって提供されたパラメーターです。詳細についてはここをクリックしてください。

  • [その他の特性]には、さまざまなファイルの特性が以下のように示されます。

UBF

ユーザー バッファー

CNV

制御インターバル処理

VVDS

VSAMボリューム データセット

VLF

仮想ルックアサイド機能

ICI

改良制御インターバル処理

 

関連トピック

データセット特性