DFSLMGR0
DFSLMGR0は、IMSグローバル ロック マネージャーです。IMSブロック レベル データ共用環境でのグローバル ロックに対応する、IRLMへのインターフェースとして機能します。また、IRLMがIMSローカル ロッキングに使用される場合についても、IRLMへのインターフェースとして機能します。
DFSLMGR0は、IMS呼び出しマクロ フォーマットからIRLMで必要な要求パラメーター リストにロック要求を変換します。次に、IRLMを呼び出して、IRLMが終了したときのリターン コードに基づいて処理を実行します。
ヒント
IRLMロック マネージャーは、記憶域使用量、CPU使用量、ロック精度、デッドロック検出の面で、プログラム分離ロッキングよりも非効率的です。IMSローカル ロッキングには、IRLMを使用しないでください。
以下の要因でIRLMのパフォーマンスは向上します。
· IRLMが共通記憶域ではなくMVS拡張私用記憶域からロック記憶域を取得するように、オプションを設定する必要があります。
· システムにDb2が存在する場合、IMSとDb2がIRLMを共有することも、それぞれに専用のIRLMを設定することもできます。専用のIRLMを設定する方が効率的です。
参考資料
詳細については、IMSのDBSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。