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DFSISI00

DFSISI00は、2つの異なる機能を備えたIMSサブシステム インターフェースです。MVSサブシステム インターフェース（SSI）をサポートすると同時に、DFSPR000がバッチ処理中の場合にオンライン プログラム要求処理プログラムとして機能します。

MVSサブシステムとして、IMSにはMVSによってさまざまなイベントが通知されます。たとえば、MVSコマンドのCANCEL JOB xxxでは、xxxがIMS従属領域の場合、DFSISI00がNULL値を設定します。その他の例としては、タスクが異常終了して、ジョブがIMS従属領域で失敗した場合、DFSISI00はIMSバックアウトを呼び出します。また、DFSISI00は、識別、サインオン、スレッド作成など、IMS従属領域からのサブシステム要求も処理して、従属領域とIMS制御領域の通信を確立します。

コールを処理したいずれかのパスから制御が戻ると、DFSISI00はDFSECPxxをセカンド パスで呼び出し、必要に応じてデータ収集出口ルーチンを実行して、アプリケーション プログラムに直接制御を戻します。

ヒント

DFSISI00が使用する資源に対して、IMSとそのアプリケーション プログラムが影響を及ぼす範囲は限定されています。サブシステム インターフェース ルーチンは、MVSイベントによって駆動されます。MVSシステムのビジー度が高くなると、DFSISI00が実行する作業量は多くなります。

IMSの観点からすると、DFSISI00はコール ボリュームによって駆動されます。標準インターフェースに比べると、AIBインターフェースのオーバーヘッドは多少増加します。AIBインターフェースは、データ収集出口ルーチンなど、標準インターフェースを使用できない場合に限定して使用します。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。