ILBOCT1

ILBOCT1は、COUNTコンパイラー オプションによって呼び出されるCOBOLライブラリー ルーチンです。ILBOCT1は、各COBOL命令、命令のステートメント番号、命令が実行された回数を一覧表示します。この実行回数統計を利用して、プログラムのすべての部分がテスト中に実行されたかどうかを確認し、プログラムのどの部分が頻繁に使用されているかを判別することができます。

ヒント

ILBOCT1は、主にテスト時とデバッグ時に使用されます。ILBOCT1のCPU消費が著しく、実行回数統計を必要としない安定した環境でプログラムを実行している場合には、COUNTコンパイラー オプションを無効にしてCPU使用量を削減できます。

参考資料

『IBM OS/VS COBOL Subroutine Library Program Logic(LY28-6425)』

『IBM OS/VS COBOL Compiler and Library Installation Reference Materialm Release 2(SC28-6481)』

『OS/VS COBOL: Subroutine Library Program Logic(LY28-6425)』