DFSZSC00

DFSZSC00はプログラム要求処理プログラムによって呼び出され、IMS拡張チェックポイント コールを処理します。拡張チェックポイント コールは、拡張再始動(XRST)コールによって開始されるチェックポイント コール(CHKP)です。

DFSZSC00は、GSAMを含むデータベースの位置と、ユーザー データ域をタイプx'18'ログ レコードに記録します。各データベースとPSB内のGSAM PCBを検索して、記録する位置が存在するか判別します。次に、CHKPで渡された最高7つのユーザー域を記録します。

ヒント

DFSZSC00のCPU使用量(およびIMSログへのデータ書き込み量)は、チェックポイントの設定頻度、検索および記録対象のデータベースとGSAM PCBの数、記録対象のユーザー データ域の数とサイズによって異なります。

チェックポイントの設定頻度はアプリケーションによって異なりますが、チェックポイントの設定頻度を増やすと、不要な資源を使用することになります。BMPジョブの場合で、再始動のためでなく資源の解放とデータベースのコミットを実行するためにチェックポイントが必要な場合、CHKPコールの代わりにSYNCコールを使用します。SYNCコールは、CHKPコールよりも大幅に少ないオーバーヘッドで、データベースの保全性を確保できます。タイプx'18'ログ レコードは作成されず、アプリケーション チェックポイント メッセージはMVSシステム ログに送信されません。

PCBとユーザー データ域の数も、アプリケーションによって異なります。PCBとユーザー データ域を監視して、効率的に使用されているか確認します。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。