ILBODTE

ILBODTEは、システムから日付を取得するたびに呼び出されるルーチンです。ILBODTEは以下の5つの関数を実行します。

·   ILBODTE0はプログラムが実行される日付を月/日/年の形式で算出します。

·   ILBODTE1はプログラムが実行される時刻を時/分/秒の形式で算出します。

·   ILBODTE2は日付を年/月/日の形式で算出します。

·   ILBODTE3は日を年/日の形式で算出します。

·   ILBODTE4は時刻を時/分/秒/100分の1秒の形式で算出します。

ヒント

ILBODTEは、システムから日付を取得するたびに呼び出されます。繰り返し呼び出される場合、過剰なCPU使用の原因となる場合があります。CPU属性レポートを参照して、ILBODTEを呼び出したステートメントを判別します。

CPUの消費を避けるためには、CURRENT-DATE、DATE、DAY、TIME、またはTIME-OF-DAY命令を一度作業記憶域に移動し、必要に応じて作業記憶域フィールドから取り出します。

参考資料

『IBM OS/VS COBOL Subroutine Library Program Logic(LY28-6425)』