DFSPLPP0

DFSPLPP0は、IMSモジュール プリロードProclibプロセッサーです。領域へのプリロード対象になるモジュールのリストを作成します。モジュールのロードは実行しません。

モジュールは、複数のソースからプリロード リストに追加されます。モジュールDFSIIN10およびDFSIIN30には、プリロード対象のモジュールのリストが含まれています。リストには、プリロード済みモジュールを必要とする環境を示すフラグが設定されています。たとえば、MVSかVS1か、オンラインかバッチかなどです。

ユーザーは、プリロード対象のモジュールのリスト、または仮想フェッチによる管理対象のモジュールのリストを指定できます。このリストは、DFSMPLxxというメンバー名でIMS PROCLIBに存在します。xxは、領域のMVS PARMに基づいて指定されます。このリストがロードされると、対象のモジュールが処理されます。プリロード対象の各モジュールに対して、SVC 018(BLDL)が発行され、モジュール属性を取得します。

結果的に、プリロードする他のモジュールのリストがIMSコードに含まれる場合があります。

ヒント

DFSPLPP0は、領域初期化の際に1度だけ呼び出されます。このため、ジョブに対する影響は限定されています。DFSMPLxxユーザー プリロード リストに多数のモジュールが存在し、領域STEPLIBに多数のライブラリーがあるか、または少数のライブラリーに多数のメンバーが存在する場合に、プリロード リスト内の各モジュールに対してSVC 018(BLDL)が発行されると、測定可能な量のCPUを使用することになります。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。