管理レポートの使用

Fault AnalyticsのWebインターフェースを使用して、保存されたデータに基づくレポートを表示できます。

レポートの表示

コンピュウェアの定義済み管理レポートを表示するには、以下を行います。

  1. Faultビューアーで、[Reports](レポート)を選択します。管理レポート画面が表示されます。

  2. [Report Name](レポート名)列からレポートを選択します。選択したレポートに基づいて、システムから個々の障害項目まで、さまざまな障害イベントが表示されます。

    • [Scheduled Reports](スケジュールされたレポート)を実行して、特定の時刻に実行するようにスケジュールされたレポートを表示します。

    • 棒グラフまたは下線付きの年をクリックすると、プログラム別に分類されたイベントを開くことができます。プログラム別の上位10件のイベントを示す円グラフが開きます。

    • 円グラフのいずれかの部分またはリスト内のプログラム名のリンクをクリックすると、さらにドリルダウンでき、選択内容の詳細を示すレポートが開きます。

    • (使用可能な場合は、最初の列にある)[Event Type](イベント タイプ)リンクをクリックすると、さらにドリルダウンできます。これにより、レポート画面が開き、特定のイベントの詳細情報も表示されます。

    • また、[Detail Report by Selected Program](選択したプログラム別の詳細レポート)画面から、イベントにメモを追加することもできます。この方法については、「メモ エディター」を参照してください。

Fault Analyticsツールバー ボタンの説明

いずれかのアイコン上にカーソルを移動すると、そのアイコンの意味を示すツールヒント メッセージが表示されます。

Noteアイコンメモ:Javaビューアーを使用してFault Analyticsレポートを表示する場合、ツールヒントは表示されません。これはJavaビューアーの制限であり、Javaビューアーではマウス オーバー ツールのヒントを使用できません。

ドロップダウン リストでデータの期間を選択すると、[Default Parameters](デフォルト パラメーター)ダイアログ ボックスで設定されたデフォルトの設定ではなく、ドロップダウンの選択を反映するように、現在表示されているレポートが自動的更新されます。たとえば、デフォルトでは、前四半期のデータ全体を表示するように設定されていても、ドロップダウン リストを使用して先月のデータのみを現在のレポートで表示することができます。

期間フィールドと連動して、選択した期間内のデータの分割方法を選択できます。たとえば、期間が先月に設定されている場合、期間フィールドを日に設定すると、その月の日ごとにデータを表示できます。

レポート内のデータの開始時刻を変更できます。デフォルトの開始時刻は午前12時です。つまり、デフォルトでは、レポートは午前12時から午後11時59分までの活動をカバーします。別の開始時刻を選択すると、対応する24時間の期間(午前8時から午前7時59分など)が生成されます。

Custom Datesアイコン カスタム日付:現在表示されているレポートに特定の日付を設定できます。期間ドロップダウン リストには、複数の期間があります。これら以外の期間を指定するには、カスタム日付のアイコンをクリックして任意の日付を選択します。

Adjust Timestampsアイコン タイムスタンプの調整:[Adjust Timestamps](タイムスタンプの調整)ダイアログ ボックスを開き、現在のタイムスタンプを変更できます。

自動更新の開始:[Auto-Update Interval](自動更新の間隔)ダイアログ ボックスを開き、現在表示されているレポートを更新する頻度を指定できます。頻度を指定すると、アイコンがに変わり、次の更新までの残り時間がフィールドに表示されます。自動更新をオフにするには、アイコンをもう一度クリックします。残り時間がOffに切り替わります。デフォルトでは、自動更新はOffに設定されています。

E-mail Reportアイコン レポートのメール送信:[E-mail Report](レポートのメール送信設定)ダイアログ ボックスを開きます。この画面では、レポートの受信者(配布リスト)と、電子メールに使用するテンプレートを指定できます。送信される電子メールには、選択したレポートへのリンクが含まれます。この機能は、電子メール イベント ハンドラーがインストールされ、アクティブな場合にのみ使用できます。詳細については、「レポートのメール送信」を参照してください。

Schedule Reportアイコン スケジュールされたレポート:選択したレポートへのリンクを含む電子メールを、指定の配布リストに定期的に通知するスケジュールを設定できます。これはレポートのメール送信機能と似ていますが、レポート通知が定期的に配信される点が異なります。

Update Session Parametersアイコン セッション パラメーターの更新:[Default Parameters](デフォルト パラメーター)ダイアログ ボックスのデフォルト値を変更せずに、現行セッションのパラメーターを更新する場合に使用できます。たとえば、レポートのデフォルトの期間は [This Month](今月)です。ただし、このセッションのみについては、デフォルトの期間を [Last Full Week](先週1週間)に設定するとします。[Period](期間)ドロップダウン リストを [Last Full Week](先週1週間)に変更し、このアイコンをクリックします。これで、セッションをログオフするまで、開いているすべてのレポートで [Last Full Week](先週1週間)期間が適用されます。次回ログオンすると、期間はデフォルト値に変更されます。

Drill into topicアイコン トピックへのドリル:レポートにドリルダウンするためのフィールドをドロップダウン リストから指定できます。選択内容によって、このレポート ページのリンクをクリックしたときに表示される情報が決まります。

BIRTツールバー ボタンの説明

レポート画面の上部には、Fault Analyticsレポート ツールバーのボタンのほかに、BIRTツールバーのボタンもあります。

Toggle Table of Contentsアイコン 目次の切り替え:レポートの目次をオンまたはオフにします。

Run Reportアイコン レポートの実行:[Parameter](パラメーター)ダイアログ ボックスを表示して、レポートを実行する前にパラメータを変更できます。

Export Dataアイコン データのエクスポート:[Export Data](データのエクスポート)ダイアログ ボックスを開きます。必要な選択を行って [OK] をクリックすると、データがMicrosoft Excelスプレッドシートにエクスポートされます。ファイルを開いたり保存したりできます。

Export Reportアイコン レポートのエクスポート:[Export Report](レポートのエクスポート)ダイアログ ボックスを開き、レポートを各種の形式でエクスポートします:Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Postscript、またはPDF。レポート全体をエクスポートすることも、指定したページを入力してエクスポートすることもできます。PDFまたはPostscriptを選択した場合は、実際のサイズ、ページ幅に合わせる、またはページ全体に合わせるオプションを指定することができます。

Print Reportアイコン レポートの印刷:[Print Report](レポートの印刷)ダイアログ ボックスを開き、印刷形式を選択します:HTMLまたはPDF。PDFを選択すると、実際のサイズに合わせる、ページ幅に合わせる、またはページ全体に合わせることができます。レポート全体を印刷することも、指定のページを入力して印刷することもできます。

使用されているレポートを判別する

Fault Analyticsのログ ファイルを使用してレポートの使用を追跡し、どのレポートが使用されているかを判別できます。アクセスされたレポートごとに、アクセスしたユーザーと日時がログ出力されます。ログにアクセスするには、<COSインストール場所>\server\cpwr\log/reportViews.logに移動します。デフォルトでは、<COSインストール場所>は C:\Program Files\Common Files\Compuware\CWJBoss2.2 です。

 

関連トピック

レポートの作成
管理レポートの概要
Fault Analytics Webインターフェース