ADS/OダイアログCPU使用

ADS/OダイアログCPU使用レポートには、測定セッション中にシステムサービスルーチンを呼び出したダイアログ間のCPU活動の分布が示されます。

ダイアログは、名前、バージョン番号、およびその呼び出し側のディクショナリー名とディクショナリーノードで示されます。実行回数には、実際にダイアログが実行された回数が表示されます。表示されるCPU時間は、Strobeのサンプリングに基づいており、実行回数には直接関連していません。

複数のアクティブダイアログに同じ名前と同じバージョン番号が付いていて、同じディクショナリー名とディクショナリーノードから呼び出されているが、作成日時が異なる場合、このレポートでは、2～100番めのインスタンスの名前にハイフンとインスタンス番号を付加して、これらのダイアログを区別しています。1つのダイアログの複数のインスタンスが実行中の場合には、実行回数の合計はそのダイアログの最初のインスタンスでは示されません（ダイアログにインスタンス番号が付いている場合、そのダイアログは複数のディクショナリーに存在する可能性があります）。

レポート詳細

[ダイアログ]には、アクティブダイアログの名前、バージョン番号、およびインスタンス番号（存在する場合）が表示されます。
[バージョン]には、アクティブダイアログの名前、バージョン番号、およびインスタンス番号（存在する場合）が表示されます。
[ディクショナリー名]には、ダイアログの呼び出し側のディクショナリー名が表示されます。
[ディクショナリーノード]には、ダイアログの呼び出し側のディクショナリーノードが表示されます。
[実行回数]には、測定セッション中にStrobeがトランザクション実行を検出した回数が表示されます。この値は、CA-IDMSまたはIMSアプリケーションを測定した場合にのみ表示されます。
[作成日付／時間]には、ダイアログが生成された日付と時刻が表示されます。
[CPU % 単独]には、並行するCPU実行や他の入出力活動がない場合の、ダイアログのCPU使用時間のパーセンテージが示されます。
[CPU % 合計]には、ダイアログで使用されたCPU時間が、測定対象のジョブステップで実行されたダイアログの全CPU使用時間に対するパーセンテージとして示されます。

ダイアログの隣のをクリックすると、以下の追加情報が表示されます。

[プロセス]には、活動中の処理の名前とそのインスタンス番号（存在する場合）が表示されます。
[バージョン]には、活動中の処理のバージョン番号が表示されます。
[実行回数]には、測定セッション中にStrobeが処理モジュールの実行を検出した回数が表示されます。この値は、CA-IDMSまたはIMSアプリケーションを測定した場合にのみ表示されます。
[平均サービス時間（秒）]カラムには、トランザクションの平均所要時間が秒単位で表示されます。この情報は、CA-IDMSまたはIMSアプリケーションを測定した場合にのみ表示されます。
[CPU % 単独]には、並行するCPU実行や他の入出力活動がない場合の、処理のCPU使用時間のパーセンテージが示されます。
[CPU % 合計]には、処理で使用されたCPU時間が、測定対象のジョブステップで実行されたダイアログの全CPU使用時間に対するパーセンテージとして示されます。

プロセスの隣のをクリックすると、以下の追加情報が表示されます。

ダイアログの生成時に診断テーブルが要求された場合、[ステートメント番号]には、ステートメント番号が表示されます。この行がINCLUDEコードセクションの一部である場合、ステートメント番号にアスタリスク（*）とINCLUDEコードの固有のオカレンスを表すオカレンス番号が付加されます。オカレンス番号とは、ステートメント番号が含まれるINCLUDEコードブロックの、ダイアログ処理での出現順を示すものです。たとえば、ステートメント番号2000*1は、この処理で最初に出現したINCLUDEコードブロックのステートメント番号2000のことです。同じ処理に同じコードブロックが複数ある場合には、このコードブロックのオカレンス番号は1になります。診断テーブルが使用できない場合、ADS/O FDBコマンド（CME）オフセットが表示されます。

このレポートのステートメント番号は、Strobe CA-IDMSインデクサーによって生成されるリスト内のステートメント番号と一致します。このインデクサーのリストには、ダイアログに表示される各ADS/Oステートメントのステートメント番号とテキスト全体が含まれます。

ダイアログがインデックス付けされている場合、[ステートメントテキスト]には、ダイアログのステートメントテキストが表示されます。それ以外の場合、このフィールドはブランクになります。
[CPU % 単独]には、並行するCPU実行または他の入出力活動がない場合の、ステートメントのCPU使用時間のパーセンテージが示されます。
[CPU % 合計]には、ステートメントで使用されたCPU時間が、測定対象のジョブステップで実行されたダイアログの全CPU使用時間に対するパーセンテージとして示されます。