FCBFWAIT

タスクが資源タイプFCBFWAITを待機している場合は、VSAMバッファーが現在利用できないことを意味します。VSAMデータ バッファーとVSAM索引バッファーの数は、FILE資源定義でDATABUFFERSとINDEXBUFFERSの各パラメーターを使用して指定できます。

タスクがこの資源タイプを頻繁に待機する必要がある場合には、これらのバッファー数を増やすことを検討してください。

タスクを完了するためのデータ バッファー数と索引バッファー数が不足している場合、そのタスクは永久に停止したままになります。この状態は、アップグレード セットに1つの基本クラスターと複数のパスがあり、アプリケーションでは基本クラスターしか参照していない場合などに、予期せず発生する可能性があります。VSAMは、基本クラスターが変更されるたびに、これらのパスをアップグレードします。つまり、LSRPOOLで定義されているバッファー数が、基本クラスターとパスの両方を処理するには不足する可能性があります。

この資源の待機は、非RLSモードでアクセスされるファイルに対してのみ発生します。