IGZCDSP

IGZCDSPは、DISPLAY命令の使用時に呼び出される、COBOLライブラリー ルーチンです。このルーチンは、リテラルとオペランドを出力行に変換します。これは、すべての必要なデータ変換を実行します。DISPLAY命令は、システムの出力デバイスにエラー メッセージとデバッグ メッセージを表示するのに役立ちます。

ヒント

通常、少量のメッセージに対してはDISPLAYが使用されます。モジュール IGZCDSPに大量のCPU活動が記録される場合は、記録されている内容について調査してください。たとえば、デバッグ メッセージを削除して、時間を節約することができます。表示されている情報が実際には出力レポートの場合、DISPLAYをMOVEとWRITEステートメントに置き換えると、CPU時間を節約できます。

参考資料

『VS COBOL II Installation and Customization for MVS, Release 3.2(SC26-4048)』