DFHDSAT

DFHDSATは、ディスパッチャー ドメイン プログラムで、タスクの生成、ディスパッチ、消去を行います。また、準再入可能(QR)、資源専有(RO)、並行(CO)の各モードのタスク制御ブロック(TCB)、または2次LUの使用をスケジュールします。DFHDSATは、以下のディスパッチ ドメイン サービスを実行します。

  • ATTACH: 新しいタスクを生成します。

  • CHANGE_MODE: タスクの実行モードを、QR(準再入可能)、RO(資源専有)、CO(並行)から選択します。

  • CHANGE_PRIORITY: 発行タスクのディスパッチ優先順位を変更し、優先順位が高いか等しいタスクに制御が与えられるようにします。

  • SET_PRIORITY: 発行タスクのディスパッチ優先順位、またはTASK_TOKENパラメーターで指定されたタスクを変更します。

  •  CANCEL_TASK: 指定のタスクをキャンセルします。

参考資料

『CICS/ESA Diagnosis Reference, Version 3 Release 2.1』