DFSFDLG0

DFSFDLG0は、IMS物理ロガーです。主な機能は、オンライン環境でのIMSオンライン ログ データセット(OLDS)と、バッチ環境でのセカンダリー ログ データセット(SLDS)に対するレコードの書き込みです。

DFSFDLG0は、「チェック書き込み」についても呼び出されます。つまり、ログ レコードが物理的にDASD上に書き込まれたことを確認できるまで、呼び出し元が待機します。この場合、部分的に書き込まれたOLDSバッファーが先行書き込みデータセット(WADS)に書き込まれます。バッファーが存在する場合、OLDSに書き込まれます。

このモジュールは、オープン、クローズ、ボリュームの強制終了処理にも使用されます。IMSシステムが異常終了した場合、ESTAEルーチンによって呼び出され、OLDSバッファーをパージします。

ヒント

メインライン処理では、DFSFDLG0で発生するオーバーヘッドは多くありません。OLDSに十分な大きさのブロック サイズが設定されていれば、物理ロガーの作業量は論理ロガーよりも大幅に少なくなります。

ログ ボリュームのパフォーマンスを分析して改善する方法については、モジュールDFSFLLG0の説明の「ヒント」セクションを参照してください。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。