DFSVSAMP

各IMSジョブには、//DFSVSAMPカードを設定する必要があります。通常、これにより、IMSバッファー プール定義を格納するPDSのメンバーを指定します。IMSは入出力を実行する前に、IMSバッファー プールを最初に参照します。十分なバッファー プールを設定している場合、IMSが実行する入出力は少なくなります。

ヒント

ジョブが大量の更新を実行する場合、バッファーが増加してページが固定されます。OSAMバッファーは、サブプールによって以下のようにページ固定されます。

IOBF=(4K,40,Y,Y)

IOBFコマンドの2つのYは、IMSに各バッファーをページ固定するように通知します。これは、バッチ更新プログラムの非記憶域制限環境に適した指定です。

VSAMの場合、バッファー プールはサブプールによってページ固定されません。その代わりに、OPTIONS制御カードで以下のように指定してページ固定を実行できます。

4096,40 OPTIONS VSAMFIX=(BR.IOB)

参考資料

『IMS Debugging, Performance, and Tuning』(Gandolfo, P. DATABASE PROGRAMMING & DESIGN. July 1989)