MQSeriesコール／トランザクション別活動

MQSeriesコール／トランザクション別活動レポートは、Strobe測定にオンラインIMSデータが含まれる場合に生成されます。このレポートには、各キューマネージャーについて、MQSeriesモジュール内のIMSトランザクションによって発生したCPU活動と実行待ち時間が示されます。

パフォーマンスプロファイルの作成時にMQTRANパラメーターを指定すると、測定対象のモジュール、制御セクション、オフセットについて、キューマネージャー内のトランザクション間でのキュー別の分布が、このレポートに表示されます。

レポート詳細

[キューマネージャー]には、キューマネージャーの名前が表示されます。
[CPU % 単独]：測定対象のジョブステップで実行されたプログラムの制御下で並行して実行される入出力活動またはCPU活動がない場合のMQSeries活動です。
[CPU % 合計]：並行する活動がある場合とない場合のMQSeries活動の合計です。
[待ち % ページ]：ページデータセットからのページ検索で発生した待ち時間が表示されます。このカラムの値が高い場合、アドレススペースに十分な物理メモリーが割り当てられていないことを示します。測定セッションデータレポートに示されるページングレートが高い場合には、モジュール別待ち時間レポートを参照して、ページングによる遅延が発生しているモジュールを識別できます。
[待ち % 合計]：ページの検索、プログラムによる入出力操作、およびタイマー要求など、あらゆる原因の待ち時間の合計が表示されます。

キューマネージャーの隣のをクリックすると、以下の追加情報が表示されます。

MQTRANパラメーターが指定されている場合、トランザクション名の隣のをクリックすると、以下の追加情報が表示されます。

モジュール名の隣のをクリックすると、以下の追加情報が表示されます。

要求ロケーションの隣のをクリックすると、キューが表示されます。