TIRFCHR

TIRFCHRはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。アクション ダイアグラムがTEXTNUM関数を使用するたびに呼び出されます。

TEXTNUMは、数値を符号や小数点のないテキスト値に変換します。

TEXTNUMは、以下のCOBOLステートメントを生成します。

ステートメント

個数

Call

1

Compute

2

Move

3

Initialize

1

IF

1

TEXTNUMを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。

ヒント

1つのアクション ダイアグラム内で、TEXTNUMが同じ値に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。

  • 希望する値に対してTEXTNUMを1回使用する。

  • ローカル ビューに戻されたテキスト値を保存する。

  • 残りのインスタンスに対しては、TEXTNUMの代わりにローカル ビューを使用する。

  • ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。

TEXTNUMが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはTEXTNUMが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。

COBOL外部アクション ブロックの例:

以下の例では、数値をテキスト値に変換するために必要なCOBOLステートメントは2つだけです。

WORKING-STORAGE SECTION.

01 WS-FIELDS.

05 WS-INTEGER-FIELD PIC 9(09).

05 WS-TEXT-FIELD REDEFINES WS-INTEGER-FIELD

PIC X(09).

LINKAGE SECTION.

01 IMPORT-0001EV.

03 WORK-VIEW-0001ET.

05 INTEGER-FLD1-0001AS PIC X(0001).

05 INTEGER-FLD1-0001 PIC S9(0009).

05 INTEGER-FLD1-0001XX REDEFINES INTEGER-FLD1-0001

PIC X(0009).

01 EXPORT-0002EV.

03 WORK-VIEW-0002ET.

05 TEXT-9-0002AS PIC X(0001).

05 TEXT-9-0002 PIC X(0009).

05 TEXT-9-0002XX REDEFINES TEXT-9-0002

PIC X(0009).

PROCEDURE DIVISION.

MOVE INTEGER-FLD1-0001 TO WS-INTEGER-FIELD.

MOVE WS-TEXT-FIELD TO TEXT-9-0002.