SVC 046
SVC 046は、タイマー監視ルーチンであるTTIMER/STIMERM TEST/CANCELによって発行されるタイプ2のSVCです。このマクロは、STIMER呼び出し(SVC 047)が設定した期間の残り時間を戻します。状況によっては、タイマーをキャンセルできます。
ヒント
SVC 046に対してCPUまたは待ち時間がレポートされるのは異常です。ただし、指定された期間でのみ処理が行われるオンライン リージョンの場合は例外です。CICSは、ランナウェイ タスクにこのSVCを使用します。タスクがディスパッチされるたびに、STIMERが繰り返し使用されます。
属性レポートを参照して、この呼び出しを発行したアプリケーション プログラム内の場所を特定します。実行中のタイマーをチェックまたはキャンセルする必要があるかどうかを判断します。
参考資料
『IBM z/OS MVS Diagnosis Reference』
『IBM z/OS MVS Programming Assembler Services Guide』
『IBM z/OS MVS Programming Assembler Services Reference Vol. 2』