IGZCLNK

IGZCLNKは、COBOLリンケージ マネージャー ルーチンです。これは、CALLおよびCANCEL命令にランタイム サポートを提供します。CALLステートメントは、別々にコンパイルされたプログラムから別のプログラムへ制御を転送します。CANCEL命令は、呼び出されたサブプログラムによって占有された記憶域を解放します。

このルーチンは、DYNAMコンパイル オプションが使用される場合のみ呼び出されます。

ヒント

ILBONTRでのCPU実行は、動的CALLが使用されたことを示し、またCANCEL命令が使用された可能性もあります。サブプログラムの呼び出しは、動的でも静的でも可能です。プログラムはリンクエディット時にリンクされるため、静的呼び出しの方が処理は速くなります。

参考資料

『VS COBOL II, Application Programming Guide(SC26-4045)』