CCATCVT1

CCATCVT1は、弊社のAbend-AID製品に含まれるモジュールで、バッチ環境とオンライン環境で機能します。

ヒント

CCATCVT1は、CICSリージョンで頻繁にCPUを消費します。Abend-AIDのSHOW TRACEオプションを使用すると、CPU消費量を軽減できます。このオプションは毎回チェックされ、トレース レコードを書き込む必要があるかどうかが判定されます(トレース レコードが書き込まれるたび、CCATCVT1とCCARTRACが呼び出されます)。

このオプションがNOに設定されている場合、Abend-AIDは自身のレコードをフィルター処理で排除してから、トレース レコードを書き込みます。YESに設定されている場合、Abend-AIDレコードを含むすべてのレコードが書き込まれます。したがって、SHOW TRACEをNOに設定すると、チェック処理にかかるCPU消費量は少なくなります。ただし、アベンドが発生すると、Abend-AID情報はトレース情報を使って解釈されるため、ダンプの解釈が困難になります。

参考資料

『Datapro Reports on Software』(McGraw-Hill, Incorporated, Systems Enhancements, May 1991)