TIRFNUMD

TIRFNUMDはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。CA Genアクション ダイアグラムがDATENUM関数を使用するたびに呼び出されます。

DATENUMは、数値を有効な日付に変換します。DATENUMの一般的な用途の1つは、Db2の日付フィールドに初期値として'0001-01-01を設定することです。

DATENUMは、以下のCOBOLステートメントを生成します。

ステートメント

個数

Call

1

Compute

2

Move

2

Initialize

1

IF

1

DATENUMを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。

例:

以下の例では、Db2フィールドに初期値として'0001-01-01を設定します。

 

CREATE employee

SET social_security_number TO import employee social_security_number

SET termination_date TO datenum(00010101)

WHEN successful

ヒント

1つのアクション ダイアグラム内で、DATENUMが同じ数値に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。

  • 希望する数値に対してDATENUMを1回使用する。

  • 戻された日付をローカル ビューに保存する。

  • 残りのインスタンスに対しては、DATENUMの代わりにローカル ビューを使用する。

  • ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。

DATENUMが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはDATENUMが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。

COBOL外部アクション ブロックの例:

以下の例では、数値を有効な日付に変換するために必要なCOBOLステートメントは1つだけです。

LINKAGE SECTION.

01 IMPORT-0001EV.

03 WORK-VIEW-0001ET.

05 INTEGER-FLD1-0001AS PIC X(0001).

05 INTEGER-FLD1-0001 PIC S9(0008).

05 INTEGER-FLD1-0001XX REDEFINES INTEGER-FLD1-0001

PIC X(0008).

01 EXPORT-0002EV.

03 WORK-VIEW-0002ET.

05 DATE-FLD1-0002AS PIC X(0001).

05 DATE-FLD1-0002 PIC S9(0008).

05 DATE-FLD1-0002XX REDEFINES DATE-FLD1-0002

PIC X(0008).

PROCEDURE DIVISION.

MOVE INTEGER-FLD1-0001 TO DATE-FLD1-0002.