DFSCPY30

DFSCPY30は、DL/Iコールの前に入出力域とSSAの従属領域をIMS域にコピーします。モジュールDFSCPY00の説明を参照してください。

入出力域は、挿入、再配置、削除のコール時にコピーされます。モジュールDFSCPY30は、DL/Iコールを詳細に分析しなければ入出力域の長さを決定できません。このため、150バイトを移動してから、DL/Iコール アナライザーDFSDLA00を呼び出して、十分な入出力域を移動できたか判断します。十分な入出力域が移動されていない場合、DFSDLA00は、入出力域がさらに必要であることを示すリターン コードをDFSCPY30に返します。次に、DFSCPY30はさらに256バイトを移動して、DFSDLA00に処理を戻します。このループは、入出力域がすべて移動されるまで続行します。

ヒント

DFSCPY30の処理量は、発行されたコール数、入出力域のサイズ、SSAの数とサイズによって決まります。IMSコール パターンは、パフォーマンスの重要な要素です。

参考資料

『IMS/ESA Database Manager V3R1 Service Listings(LJB6-1018-00)』