TIRFTMEC
TIRFTMECはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。CA Genアクション ダイアグラムがTIMETEXT関数を使用するたびに呼び出されます。
TIMETEXTは、有効な時刻形式のテキスト値を有効な時刻に変換します。
TIMETEXTは、以下のCOBOLステートメントを生成します。
ステートメント |
個数 |
Call |
1 |
Compute |
1 |
Move |
3 |
Initialize |
1 |
IF |
1 |
TIMETEXTを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。
ヒント
1つのアクション ダイアグラム内で、TIMETEXTが同じテキスト値に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。
-
希望するテキスト値に対してTIMETEXTを1回使用する。
-
戻された時刻をローカル ビューに保存する。
-
残りのインスタンスに対しては、TIMETEXTの代わりにローカル ビューを使用する。
-
ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。
TIMETEXTが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはTIMETEXTが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。
COBOL外部アクション ブロックの例:
以下の例では、テキスト値を有効な時刻に変換するために必要なCOBOLステートメントは5つだけです。
WORKING-STORAGE SECTION.
01 WS-FIELDS.
03 WS-TIME-X.
05 WS-TIME-X-HOUR PIC 9(02).
05 FILLER PIC X(01) VALUE ':'.
05 WS-TIME-X-MINUTE PIC 9(02).
05 FILLER PIC X(01) VALUE ':'.
05 WS-TIME-X-SECOND PIC 9(02).
03 WS-TIME PIC 9(06).
03 WS-TIME-R REDEFINES WS_TIME.
05 WS-TIME-HOUR PIC 9(02).
05 WS-TIME-MINUTE PIC 9(02).
05 WS-TIME-SECOND PIC 9(02).
LINKAGE SECTION.
01 IMPORT-0001EV.
03 WORK-VIEW-0001ET.
05 TEXT-8-0001AS PIC X(0001).
05 TEXT-8-0001 PIC X(0008).
05 TEXT-8-0001XX REDEFINES TEXT-8-0001
PIC X(0008).
01 EXPORT-0002EV.
03 WORK-VIEW-0002ET.
05 TIME-FLD1-0002AS PIC X(0001).
05 TIME-FLD1-0002 PIC S9(0006).
05 TIME-FLD1-0002XX REDEFINES TIME-FLD2-0001
PIC X(0006).
PROCEDURE DIVISION.
MOVE TEXT-8-0001 TO WS-TIME-X.
MOVE WS-TIME-X-HOUR TO WS-TIME-HOUR.
MOVE WS-TIME-X-MINUTE TO WS-TIME-MINUTE.
MOVE WS-TIME-X-SECOND TO WS-TIME-SECOND.
MOVE WS-TIME TO TIME-FLD1-0002.