SVC 011

SVC 011は、TIMEマクロ(IEAVRT01)によって発行されるタイプ3のSVCです。このマクロはロックを獲得せずに、ロード モジュールIEAVRT01のプログラムIGC0001Aを呼び出します。経過時間を時、分、秒、10分の1秒、100分の1秒の形式でR0に表示します。時刻クロックの現行値を要求することもできます。

ヒント

システム時刻が過剰に呼び出される場合、SVC 011は大量のCPUを使用します。CPU使用量を減少させるには、システム時刻を作業記憶域フィールドにいったん受け入れ、その後の処理では必要に応じてその時刻を使用します。

参考資料

『IBM z/OS MVS Diagnosis Reference』

『IBM z/OS MVS Programming Assembler Services Reference Vol. 2』