ILBOIDB

ILBOIDBは、数値計算を行うCOBOLステートメントの実行によって呼び出されるCOBOLライブラリー ルーチンです。算術演算がCOBOLで行われる場合、ほとんどのデータ項目は2進数に変換するか、または作業記憶域で2進数(USAGE COMP)として定義する必要があります。

ILBOIDBは10バイトの内部10進数(COMP-3)または18バイトの外部10進数(DISP)を2進数(COMP)に変換するので、演算処理が可能となります。

ヒント

データ項目が算術演算に使用され、2進数に変換する必要がある場合、ILBOIDBでCPU実行が発生します。

データ項目を内部計算に使用する場合、DISPLAY(作業記憶域でUSAGE DISPとして定義)として項目を使用することは非効率的です。パック10進数(COMP-3)として定義されたデータ項目にも、変換が必要なものがあります。これらのデータ項目を内部計算に使用する場合、2進数(COMP)として定義してCPUの消費を減らします。