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IDA019RF
IDA019RFは、ロード モジュールIDA091L1内のCSECTです。モジュールIDA019REを通じて呼び出され、制御域の分割を実行します。
制御インターバル（CI）分割に対応する十分な空き制御インターバルが制御域（CA）内にない場合、VSAM KSDSと可変長RRDSファイル内でCA分割が発生します。
IDA019RFは、制御域の制御インターバルの一部を空きスペースの制御域に移動させます。
ヒント
制御域分割は、余分な入出力操作を発生させ、CPU資源をさらに必要とするため、パフォーマンスに影響する場合があります。I0DA019RFで大量のCPU時間が使用される場合、Data Set Characteristics（データセット特性）レポートを検証して測定セッション中に発生した分割の回数を調べます。IDCAMSのDEFINEで各CAに空きスペースを追加して割り振ると、発生する分割の回数を削減できます。ユーザーは空きスペースの分布と利用状況を分析し、ファイルの再編成が有効かどうかを確認します。
参考資料
『MVS/Extended Architecture: Virtual Storage Access Method (VSAM) Logic（LY26-3970）』