ILBODSS

ILBODSSはCOBOLのDISPLAY命令によって呼び出されるCOBOLライブラリー ルーチンです。ILBODSSは、特定の種類のデータをSYSPRINTまたはコンソール上にプリントまたは出力します。

この機能を実行するためにILBODSPが使用される場合もあります。ILBODSPの代わりにILBODSSを使用するのは、TRACEやEXHIBITに対するプログラムからの要求がない場合、可変長項目や浮動小数点項目を使用しない場合、SYSPUNCH上へのDISPLAY要求がない場合、RESIDENTおよびDYNAMコンパイラー オプションが有効でない場合です。

ヒント

通常、少量のメッセージに対してはDISPLAYが使用されます。ILBODSSに大量のCPU活動が記録される場合は、表示される内容を調べます。デバッグ メッセージをすべて削除すると、時間を節約できます。表示されている情報が実際には出力レポートの場合、DISPLAYをMOVEとWRITEステートメントに置き換えると、CPU時間を節約できます。