DFSFLLG0
DFSFLLG0は、IMS論理ロガーです。IMSログに関連する多くの機能を処理します。このうち最も頻繁に実行されるのは、呼び出し元によってフォーマットされたログ レコードを現在のログ バッファーに移動する処理です。
この他にも、以下のような処理に対応しています。
· ログのオープン
· ログのクローズ
· 現在のログに対するボリュームの強制終了
· ログ レコードの書き込みと、戻り処理の前にログ レコードが物理的にDASD上に書き込まれるまでの待機
· ログからのレコードの読み取り(バックアウトおよび再始動時)
IMS物理ロガーDFSFDLG0が呼び出されて、各機能が実際に処理されます。
ヒント
DFSFLLG0は、大量のCPUを使用します。あらゆるタイプのレコードをIMSログ バッファーに移動する処理で使用されます。レコードの移動時には、環境要因を検証し、バッファー管理ルーチンを実行します。各ルーチンは大規模なものではありませんが、書き込み処理されたログ レコードの数が増加すると、大量のCPUが使用されます。
ロギングを削減するには、以下の2つの操作を実行します。最初に、チェックポイントの設定頻度を減らし、BMP環境でCHKPコールの代わりにSYNCコールを使用して、アプリケーション チェックポイントのログ レコードを削減します。次に、IMSシステム チェックポイントの設定頻度を減らします。この操作には、IMS SYSGENが必要になります。
IMSログ レポーティング プログラムIMSPARSは、IMSログ レコードの数をタイプ別にリスト表示します。この数値を定期的に分析して、不要なログ レコードが書き込まれていないか確認する必要があります。
参考資料
詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。