iStrobeについて

iStrobeは、Strobe MVSアプリケーション パフォーマンス測定システムと組み合わせてワークステーション上で使用するように設計された製品です。ISプロフェッショナルは、StrobeとiStrobeを使用することにより、アプリケーションのパフォーマンスを測定して、アプリケーション内の非効率個所を特定できます。Strobeは、バッチ処理プログラムまたはオンライン アプリケーションによる資源消費の実行時情報を収集します。一方、iStrobeが提供するレポートには、アプリケーション内で非効率の原因となっている部分が正確に示されます。このように、StrobeとiStrobeによってアプリケーション パフォーマンスに特化した情報が提供されるので、IS部門は効率性と応答性に優れたアプリケーションを設計し、アプリケーション開発ライフサイクル全体を通じて品質を維持できます。

iStrobeには以下のような利点があります。

  • アプリケーション パフォーマンスを分析して、基準を作成できます。

  • 効率性と応答性の面で要件を満たす品質のアプリケーションを本番環境に移行できます。

  • 以下を可能にすることにより、本番環境の変更にかかわらずアプリケーションのパフォーマンスを維持できます。

    • バッチ処理プログラムの実行時間を削減する。

    • オンライン環境で実行中のアプリケーションのトランザクション応答時間を改善する。

    • システム資源要求を削減して、追加処理を行うための資源を解放し、将来的なハードウェア拡張を延期させる。

  • 保守時の変更によってアプリケーション パフォーマンスが低下しないことを保証できます。

  • 各ファンクションの担当者全員が、配付する製品の効率性と応答性を維持することが大切な目標であると認識することにより、パフォーマンスの競合や作業の繰り返しを回避できます。