新しい測定

測定を作成するには、[ターゲット]、[サンプリング]、[レポート] セクションのすべての適切なフィールドに入力します。

Target(ターゲット)

プロセスの選択と測定するタイミングを指定するセクションです。

Measurement Start(測定の開始)

プロセスの開始を選択します。

  • Active(アクティブ): プロセスが現在実行されていることを示します。

  • Next Run(次の実行): リスト オプションで指定するジョブの次回実行時に測定します。テキスト ボックスに(カンマ区切り文字を含め)入力するか、リスト追加ダイアログを使ってフィルター リストを作成できます。

All programs and steps(すべてのプログラムとステップ): デフォルトで選択されています。

Step names(ステップ名)
: 最大8文字の英数字フィールドです。有効な文字はA~Z、a~z、0~9、@、$、#です。

Step numbers(ステップ番号): 数値フィールドですが、数字の範囲やハイフンで区切った数字を入力できます。

Transaction name(トランザクション名): Strobeはトランザクション名で測定要求をサブミットしますが、指定のCICSトランザクション名がアクティブになるまで測定を待ちます。これにより、CICSリージョン データと詳細データの収集サンプリングが事前選択され、副選択のリージョン データ域がオンになります。これは、待機CICSトランザクションとも呼ばれます。

Programs(プログラム): 最大8文字の英数字フィールドです。有効な文字はA~Z、a~z、0~9、@、$、#です。

  • Programs(スケジュール): プロセスを測定するスケジュールを指定できます。

Process State(プロセス状態): これは、測定をスケジュールすることを選択した場合にのみ表示されます(上記を参照)。すでに実行中のプロセスを選択できます。

Schedule(スケジュール): [Measurement Start] で [スケジュール] を選択した場合に表示されます。

- Start Time(開始時刻): 日付と時刻です。

Strobe Environment(Strobe環境)

測定するプロセスを選択するサブセクションです。

System(システム): 接続後にStrobeによって設定されます。ターゲットのシステムはドロップダウン メニューから選択できます。すべてを選択するには、[あとで測定する]チェック ボックスをクリックします。

  • LPAR - 測定するプロセスの区分です。

  • Process type(プロセス タイプ): このタイプで測定するジョブまたはプロセスを絞り込みします。

Jobs(ジョブ): z/OSのジョブ名を指定します。

z/OS UNIX: z/OS UNIXのプロセス名を指定します。

CICSPlex: CICSPlexの名前(またはCICSリージョン グループとして知られています)を指定します。これが選択されている場合、[CICS/IMS] セクションのコレクター設定で、[Collect CICS region and detail data](CICSリージョン データと詳細データーを収集する)設定を選択する必要があります。

[プロセス タイプ] フィールドがCICSPlexに設定されている場合は、測定に含めるリージョンをさらに指定できます。これは、目的のCICSPlexジョブ名の横にある検索アイコンをクリックして、[アクティブなジョブ&プロセス] ウィンドウから行います。リージョンを検索して指定しない場合、すべてのリージョンが測定に含まれます。

[CICSPlexリージョン] ウィンドウが表示され、チェック ボックスを使用して特定のリージョンまたはすべてのリージョンを選択できます。少なくとも2つのリージョンを選択する必要があります。

[LPAR] フィールドまたは[リージョン名] フィールドを使用してリージョンをフィルター処理で絞り込むこともできます。フィルター処理で使用できる唯一の有効なワイルドカード文字はアスタリスク(*)です。

dynaTrace: dynaTraceのエージェント名を指定します。

Started Tasks(開始タスク)
: 開始されたタスクを指定します。

TSO Sessions(TSOセッション): アクティブなTSOセッションを指定します。

  • Environment(環境) - 表示される場合、Strobeがインストールされた複数のインスタンスがあります。

  • Job/Process(ジョブ/プロセス): 測定するジョブまたはプロセスを指定します。フィールド内の検索アイコンをクリックします。[アクティブなジョブ&プロセス] ウィンドウが表示されます。測定するジョブまたはプロセスを選択し、[OK] をクリックします。

Sampling(サンプルリング)

サンプリング基準を指定するセクションです。

Sampling Method(サンプリング方法)

  • Measurement Duration (Minutes)(測定測定時間(分)) -- 測定するセッションの時間を指定します。分数を1,440以内で選択します。

  • Number of Samples(サンプル数) -- 測定するセッション中に取得するサンプルの数を指定します。サンプル数を1,000~150,000で選択します。

  • Number of Sessions(セッション数) -- 測定するセッション数を指定します。1~99で選択します。

  • Final Session Action(最終セッション アクション) -- 終了する([QUIT])か、停止する([STOP])か、継続する([CONTINUE])かを選択します。

  • Topaz for Java Sampling(Topaz for Javaサンプリング) -- Topaz for Java Performanceのライセンスがある場合にのみ有効になる機能です。デフォルトでは、この機能はオフになっています。Javaが存在しない場合は、このチェックボックスをオンにする必要はありません。

    オンの場合、StrobeはTopaz for Java Performanceと通信し、Strobe測定と同じサンプリング レートを使用したTopaz for Java Performance測定を開始することができます。

    この機能がオフの場合、Java情報は収集されません。Strobe測定のみが提供されます。

Override(オーバーライド)

Sampling Dataset Prefix Override(サンプル データセット接頭部の上書き): 上位修飾子(HLQ)に使用するデーターセット修飾子です。

CICS/IMS: IMSまたはCICSデータを収集します。

  • None(なし): 追加の収集はありません。

  • IMS
    Collect IMS information(IMS情報の収集): IMS情報を収集します。以下から少なくとも1つを選択します。

- IMS DLIサービス時間とカウント

- トランザクション プロファイル(これを選択すると、測定にさらに多くの資源を必要とします。)

  • CICS
    以下の設定から選択できます。

    • Collect CICS performance or terminal data(CICSパフォーマンスまたは端末データの収集)
      CICSパフォーマンス補足では、トランザクション活動の時間配分、トランザクション活動、ネットワーク活動、I/O活動、構成パラメーター、およびシステム全体の統計情報を示すCICS固有のレポートを提供します。

      このスイッチをオンにすると、以下が有効になります。

    • - Collect terminal activity data(端末活動データを収集する)
      - Produce performance supplement(パフォーマンス補足を生成する)

    • Collect CICS region and detail data(CICSリージョン データと詳細データの収集)

      このスイッチをオンにすると、以下が有効になります。

    • - Region data(リージョン データ) これを設定すると、プロファイルのリージョン データが収集されます。リージョンを指定することもできます。
      - Detail data(詳細データ) データこれを設定すると、プロファイルの詳細データが収集されます。これを選択すると、測定中にさらに多くの資源が必要になります。

      以下のいずれかを選択します。

      - Transaction names(トランザクション名): 4文字までに制限されています。
        有効な文字は、A~Z、a~z、0~9、@、$、#、*、|、_、%、&、?、!、"、-、.、<、> です。

      - Terminal names(端末名): 4文字までに制限されています。
        有効な文字は、A~Z、a~z、0~9、@、$、#、*、|、_、%、&、?、!、"、-、.、<、> です。

      - User names(ユーザー名): 8文字までに制限されています。
        有効な文字はA~Z、a~z、0~9、@、$、#、* です。

Db2

  • Db2 report type(Db2レポート タイプ): レポート タイプを指定します。[SQL Activity Detail](SQL活動詳細)、[SQL Activity Summary](SQL活動要約)、または両方を選択するか、どれも選択しません。

  • Override DDF requesters(DDFリクエスターを上書きする)DDFリクエスター テーブルを有効にするには、[Override DDF requesters] をオンにします。デフォルトの設定がフォームの設定によって上書きされます。[Primary](1次)リクエスターは必須ですが、[Secondary](2次)リクエスターはオプションでオフにできます。

  • Collect Db2 Predicate Data(Db2述部データの収集): [Literals (Dynamic SQL)](リテラル(動的SQL))をオンにすると、プロファイル レポートのSQLステートメント テキストにあるリテラルの内容を表示する機能を有効にします。デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっています。また、セッション間でこの設定は保存されません。この測定機能は、Strobeでこの情報を収集するよう設定されている場合にのみ使用できます。

  • SQL filters(SQLフィルター): [None](なし)、[Strobe auto-filter](Strobe自動フィルター)、[DDF]、および [Local](ローカル)のオプションがあります。

    [Local](ローカル)フィルター オプションでは、プラン名、許可ID、相関IDのリストが有効になります。

    [DDF] フィルター オプションでは、許可ID、相関ID、ロケーションID、ユーザーID、トランザクションID、ワークステーションIDのリストが有効になります。

    IDに有効な文字はA~Z、a~z、0~9、@、$、# です。

    リストにはいずれも8エントリーまで含めることができますが、一度に使用できるリストは1つだけです。他のフィルターにはエントリーを1つしか指定できません。

MQ Series

  • MQ Series user module name(MQ Seriesのユーザー モジュール名): 8文字までに制限されています。

ADABAS/NATURAL

  • None(なし): デフォルトで選択されています。ADABASのデータ収集は行われません。

  • ADABAS: このオプションを選択すると、ADABASの活動が収集されます。

  • ADABAS languages(ADABAS言語): ADA3GLまたはNaturalのいずれかの言語を選択します。

User Data Collectors(ユーザー データ コレクター)

Use Collectors(コレクターを使用する): Strobe環境で作成されたユーザー定義のデータ コレクターを含めることができます。スイッチをオンにし、最大4つまでのデータ コレクターをコレクター テキスト ボックス フィールドに入力します。ユーザー データ コレクターの作成と配置については、Strobeのドキュメントを参照してください。

Reporting(レポート)

レポート基準を指定するセクションです。

Profile Report(プロファイル レポート)

Profile Report Name(プロファイル レポート名): 1~12文字の英数字のプロファイル名を作成します。有効な文字はA-Z、a-z、0-9、@、$、#です。  スペースを含めることはできません。サイトによっては、名前を8文字以内に制限している場合があります。iStrobeを開いたあとパフォーマンス プロファイルを開いたときに、[プロファイル名] がプロファイルのデフォルト名になります。このフィールドを空白のままにすると、デフォルトでは測定対象のジョブの名前が指定されます。

Profile Report Folder(プロファイル レポート フォルダー): myStrobeに表示される物理フォルダーで、プロファイルを配置する場所です。既存のフォルダーにプロファイルを配置するか、新しいフォルダーを作成することができます。

フォルダーの名前は大文字小文字を区別しません。したがって、新しく入力したフォルダーの名前が、既存フォルダー名と大文字小文字のみが異なる場合、プロファイルは既存のフォルダーに配置されます。新しいフォルダーは作成されません。
たとえば、folderexmp という名前の既存のフォルダーがある場合、FolderExmp という名前のフォルダーの作成には失敗します。プロファイルは既存のフォルダーに配置されます。

Profile Report Tags(プロファイル レポート タグ): 0~50文字の英数字のプロファイル タグを作成します。

Profile Output Options(プロファイル出力オプション)

Overwrite existing profile(既存のプロファイルを上書きする): このスイッチをオンにすると、プロファイルの自動増分が抑止され、同じ名前の既存のプロファイルは上書きされます。[プロファイル名] フィールドに適用されます。

Create profile automatically(プロファイルを自動的に作成する): デフォルトでオンになっています。スイッチをオフにすると、測定要求により測定だけが行われ、プロファイルは作成されなくなります。

Notification e-mail address(通知電子メール アドレス): このフィールドはオプションです。デフォルト値はiStrobe環境設定から取得されます。

SQL Analysis(SQL分析)

SQL Analysis Feature (SQLAF) - Explain(SQL分析機能(SQLAF) - EXPLAIN): このオプションを選択すると、以下の4つのSQL分析レポート オプションと、下の[処理するSQLステートメント]のオプションが有効になります。

  • EXPLAIN

  • Observations(監視)

  • Translation(変換)

  • Statistics(ファイル統計)

Db2 loadlib override(Db2 LOADLIBの上書き): LPARのLINKLISTにDb2 SDSNLOADライブラリーがない場合は、このフィールドにDb2 SDSN LOADライブラリーのデータセット名を入力する必要があります。

Db2 subsystem ID(Db2サブシステムID): 1~8文字の英数字です。

For existing static explain data(既存の静的EXPLAINデータ): 1~8文字の英数字です。既存の静的SQL EXPLAINデータのフィールドが設定されている場合、SQL分析は最初にこの修飾子を使用して作成された既存のDb2 Explain表で静的SQL EXPLAINデータを検索します。フィールドが設定されていないか、静的SQLステートメントのEXPLAINデータが見つからない場合は、[SQLの動的EXPLAIN用]に指定された値を使用して動的EXPLAINが行われます。

For dynamic explain of SQL(SQLの動的EXPLAIN): 1~8文字の英数字です。SQLステートメントの動的EXPLAIN用のExplain表作成者/所有者が設定されている場合、SQL分析はこの値をSET CURRENT SQLIDステートメントで使用します。したがって、SQL分析を実行するユーザーは指定(つまり、1次許可IDまたは2次許可IDとして)を使用できる必要があります。フィールドにデータが入力されていない場合は、SQL分析を実行しているユーザーIDが使用されます。

メモ:メモ:パネルの値(または省略された場合はSQL解析を実行するユーザーID)のDb2 Explain表のセットが存在する必要があります。

Minimum CPU per statement(1ステートメント当たりの最小CPU): 0~99.9の小数です。 デフォルトは2です。 0に設定すると、値を増やすよう警告メッセージが表示されます(0は100%の意味です)。

Top N CPU statements(上位「N」個のCPUステートメント): 10~99の整数です。デフォルトは10です。0に設定すると、値を増やすよう警告メッセージが表示されます(0はすべての意味です)。10未満の数を入力できますが、Strobe Advisorではそれを10として扱います。

Minimum wait time per statement(1ステートメント当たりの最小待ち時間): 0~99.9の小数です。 デフォルトは2です。

Top N wait time statements(上位「N」個の待ち時間ステートメント): 1~20の整数です。 デフォルトは5です。

Package name(パッケージ名): 0~8文字の英数字です。

Source Support(ソース サポート)

  • Source/Execution module date-time match required(ソース/実行モジュールの日時の一致を必要とする): 正確な日付のDDIO一致が必要な場合に選択します。

  • Maintain source language support file list(ソース言語のサポート ファイルを保守する): リストにDSNを追加するには、フィールドに新しいDSNを入力し、[+] をクリックします。リストからDSNを削除するには、DSNを選択し、フィールドの[X]をクリックします。

  • Source language support file (up to seven)(ソース言語のサポート ファイル(7つまで)): DSNを追加するには、保守ファイル リストからDSNを選択して右矢印をクリックし、ファイルを [Source language support file (up to seven)] に移動します。