TIRFYEAR
TIRFYEARはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。CA Genアクション ダイアグラムがYEAR関数を使用するたびに呼び出されます。
YEARは有効な日付から年の部分を抽出します。1~9999の数値が戻されます。
YEARは、以下のCOBOLステートメントを生成します。
ステートメント |
個数 |
Call |
1 |
Compute |
2 |
Move |
2 |
Initialize |
1 |
IF |
1 |
YEARを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。
ヒント
1つのアクション ダイアグラム内で、YEARが同じ日付に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。
-
希望する日付に対してYEARを1回使用する。
-
戻された年をローカル ビューに保存する。
-
残りのインスタンスに対しては、YEARの代わりにローカル ビューを使用する。
-
ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。
YEARが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはYEARが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。
COBOL外部アクション ブロックの例:
以下の例では、日付の年の部分を数値に変換するために必要なCOBOLステートメントは2つだけです。
WORKING-STORAGE SECTION.
01 WS-FIELDS.
03 WS-DATE PIC 9(08).
03 WS-DATE-X REDEFINES WS-DATE.
05 WS-DATE-CENTURY PIC 9(02).
05 WS-DATE-YEAR PIC 9(02).
05 WS-DATE-MONTH PIC 9(02).
05 WS-DATE-DAY PIC 9(02).
LINKAGE SECTION.
01 IMPORT-0001EV.
03 WORK-VIEW-0001ET.
05 DATE-FLD1-0001AS PIC X(0001).
05 DATE-FLD1-0001 PIC S9(0008).
05 DATE-FLD1-0001XX REDEFINES DATE-FLD1-0001
PIC X(0008).
01 EXPORT-0002EV.
03 WORK-VIEW-0002ET.
05 INTEGER-FLD1-0002AS PIC X(0001).
05 INTEGER-FLD1-0002 PIC S9(0004).
05 INTEGER-FLD1-0002XX REDEFINES INTEGER-FLD1-0002
PIC X(0004).
PROCEDURE DIVISION.
MOVE DATE-FLD1-0001 TO WS-DATE.
MOVE WS-DATE-YEAR TO INTEGER-FLD1-0002.