トランザクションCPU使用
トランザクションCPU使用レポートには、対象サブシステムによって処理されるトランザクション間でのCPU使用の分布が示されます。このレポートは、Strobeがサンプル データセットでトランザクション識別子を記録すると表示されます。
IBM提供モジュール内の活動(入出力サービス ルーチン、コンパイラー ライブラリー ルーチン、SVCなど)は、「.」で始まる名前の疑似セクションに関係付けられます。エントリーを[セクション]レベルに展開すると、モジュールの実際の名前が表示されます。
データの表示方法には、ツリーマップが使用されます。
レポート詳細
[分解単位]ドロップ ダウン リスト ボックスから分解単位を選択して、トランザクションCPU使用レポートの表示を調整します。コード ブロック(バイト)の値を変更すると、レポートの分解単位が調整されます。大きなコード ブロック サイズを使用すると、より一般的なCPU活動の表示が可能になります。小さなコード ブロック サイズは、より具体的なCPU活動を表示します。コード ブロックのデフォルトは2バイトです。調整されたコード ブロックの値は、セッションが終了するか別の値が選択されるまでそのまま保持されます。
この機能は、Reporterバージョン5.2以降で作成されたプロファイルでのみ有効です。
[疑似モジュール]または[疑似セクション]は名前です。
[トランザクション]は、アクティブ トランザクションの名前です。トランザクション名に出力不可能な文字が含まれている場合、その文字はレポートに16進表記で表示されます。
[説明]は、トランザクションの機能についての簡単な説明です。この機能説明は、Strobeのすべての疑似エンティティーとシステム プログラマーによって説明が提供されているトランザクションについて表示されます。
[トランザクション カウント]は、測定セッション中にトランザクションが実行された合計回数です。
[平均サービス時間(秒)]は、トランザクションの平均所要時間です。
[CPU % 実行]は、並行する入出力活動がある場合とない場合の、トランザクションのCPU活動の合計パーセンテージです。
トランザクション名の隣の をクリックすると、以下の追加情報が表示されます。
[疑似CSECT]は、アクティブな疑似エンティティーの名前です。
[説明]は、疑似エンティティーの機能についての簡単な説明です。
[CPU % 実行]は、並行する入出力活動がある場合とない場合の、モジュールのCPU活動の合計パーセンテージです。
疑似CSECTの隣の をクリックすると、以下の追加情報が表示されます。
[モジュール]は、アクティブ モジュールの名前です。
[説明]は、モジュールの機能についての簡単な説明です。この機能説明は、Strobeのすべての疑似エンティティーとシステム プログラマーによって説明が提供されているトランザクションについて表示されます。
[CPU % 実行]は、並行する入出力活動がある場合とない場合の、セクションまたはCSECTのCPU活動の合計パーセンテージです。
メモ:モジュール名またはセクション名が8文字を超える場合、Strobeは8バイトの識別子であるトークンを生成します。トークンは、モジュール名またはセクション名の最初の4文字、ハイフン(-)、およびその名前の最後の3文字で構成されています。トークンとロングネームを照合するには、トークン-ロングネーム相互参照レポートを参照してください。
モジュール名の隣の をクリックすると、以下の追加情報が表示されます。
[セクション]は、アクティブ制御セクションの名前です。
[説明]は、セクションの機能についての簡単な説明です。この機能説明は、Strobeのすべての疑似エンティティーとシステム プログラマーによって説明が提供されているトランザクションについて表示されます。
[CPU % 実行]は、並行する入出力活動がある場合とない場合の、セクションまたはCSECTのCPU活動の合計パーセンテージです。
分析のヒント
下線の引かれたトランザクション名、疑似CSECT名、モジュール名、またはセクション名をクリックすると、説明が表示されます。
ライブラリー ルーチン、SVC活動、またはシステム ルーチン(DB2、CICSなど)に起因するトランザクションまたはADABAS領域内でのCPU実行率が高い場合には、CPU使用属性レポートを参照してこの活動の呼び出し元を判別します。
特定のモジュールによってトランザクション内でCPUが大量に使用される場合は、プログラムCPU使用レポートを参照して、そのモジュール内でCPUを使用しているプロシージャーまたはオフセットを判別します。
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