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DSNIRELF

DSNIRELFは、Db2のデータ マネージャー コンポーネントの一部であり、参照整合性制約が定義された表の削除処理に関連します。

ヒント

このモジュールは、外部キーの制約がCASCADE、SET NULL、またはRESTRICTの場合、親として定義された表から行を削除するときに使用されます。

参照制約は、パフォーマンスを低下させる原因になります。これは、基本キーまたは外部キーの値に対して更新操作を行うと、多数の表で多数の行への参照や更新が要求される場合があるためです。

参照制約を強制する表スペース スキャンが使用されないように、外部キーに索引を付けます。索引の先行列は、外部キーの列と一致する必要があります。

外部キーに索引が付いている場合、関係制約によってバインドされた表を同じ表スペースに配置します。ただし、外部キーに索引がない場合は、個別の表スペースに表を配置して、不要なスキャンを防ぎます。CASCADE DELETEの結果として発生する大量削除処理の対象となりうる従属表は、SEGMENTED TABLESPACESに配置する必要があります。

参考資料

『IBM Db2 for OS/390, Messages and Codes（GC26-8979）』

『IBM Db2 for OS/390, Application Programming and SQL Guide（SC26-8958）』