IGZEOPD

IGZEOPDは、プログラムのデフォルトの実行時オプションを含むCOBOLモジュールです。IGZEOPDにはIBM提供のデフォルトが含まれますが、特定の要求に対してカスタマイズできます。

以下の操作を実行して、一部のIGZEOPDオプションを上書きできます。

·   using the parm string in the JCL EXEC statement

·   using the IGZEOPT run-time options module in your program

上書きできるオプションと上書き方法については、『IBM COBOL Application Programming Guide』を参照してください。

ヒント

IGZEOPDで大量のCPU時間が消費される場合、提供されたデフォルトをカスタマイズする必要がある場合があります。実行時オプションによって呼び出されるライブラリー ルーチンでも、大量のCPU時間が消費されることがあります。CPUを大量に消費するCOBOLライブラリー ルーチンを調べてこれらのルーチンが必要かどうかを確認し、必要に応じてIGZEOPDオプションを変更します。

参考資料

『VS COBOL II Installation and Customization for MVS, Release 3.2(SC26-4048)』

『VS COBOL II Application Programming Guide for MVS and CMS, Release 3.0, 3.1, 3.2』