Fault Analytics Collector
Fault Analytics Collectorは、障害イベントを収集するすべてのLPARで実行されます。コンピュウェアのAbend-AID製品を使用してもしなくても実行できます。Collectorは、Abend-AID自体によってキャプチャされた障害情報を処理するだけでなく、アベンドに関連しないイベントもキャプチャします。
キャプチャする情報はユーザーが選択します。このドキュメントで後述するSYSINパラメーター データセットのパラメーターを使用します。
Collectorは以下コンポーネントで構成されています。
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長時間実行可能な1つのアドレス スペース
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JCLエラーとオペレーター コマンドを検索する、z/OSサブシステム ルーチン(オプション)
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目的の完了コードで終了するジョブを検索する、SMFアカウンティング出口ルーチン(オプション)
サブシステム ルーチンとアカウンティング ルーチンはオプションであり、これらのデータを収集してレポートしない場合には必要ありません。