OPT

COBOL V5.1より、複数の最適化レベルがコンパイラーに用意されました。最適化レベルを上げるとパフォーマンスも向上します。OPTIMIZE(n)コンパイラー オプションを変更する前に、考慮する要件がいくつかあります(nは0、1、2のいずれかの値です)。

  • ユーザー条件ハンドラーが使用されているアプリケーションは、OPT(0)の使用のみに限定されています。

  • 複雑で規模の大きなプログラムは、メモリーを多く消費したり、コンパイル時間が長くなったりする可能性があります。

  • 開発中およびデバッグ コードでは、コードの最適化を行わないOPT(0)を指定します。Xpediterを含むすべてのコード デバッガーにおいて、最適化されたコードでデバックを試行すると予期しない結果を引き起こす可能性があります。

  • パフォーマンス テストまたは実働向けには、OPT(1)またはOPT(2)を使用して最適化レベルを上げます。