CSFINPV2
CSFINPV2は、CおよびPLX言語インターフェース ルーチンを含む、IBM z/OSのICSF LINKLISTルーチンです。
CSFINPV2はアプリケーションの起動時に私用記憶域にロードされ、デジタル署名が行われ、PKCS #11標準が検証されて、FIPS Pub 140-2 level 1標準への適合が保証されます。
ヒント
ICSFで費やされるかなりのCPU時間(ただし、通常は大半にはならない)は、このモジュールに起因します。
FIPS Pub 140-2 level 1標準に準拠するために、システムによってICSFが起動される際、CSFINPV2の整合性が検証されます。 RACFを使って、CSFINPV2モジュールが作成され、z/OSシステムにインストールされたときからこのモジュールが変更されていないことを検証することができます。 これを行うには、CSFINPV2モジュールのPROGRAMクラスにプロファイルを作成し、モジュールのロード前にシグニチャーの検証が必要なことを示します。
詳細については、ICSFのドキュメントを参照してください。
参考資料
IBM社のz/OS ICSFドキュメント:
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『z/OS ICSF System Programmer’s Guide(SA22-7520)』
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『z/OS ICSF Application Programmer’s Guide(SA22-7522)』
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『z/OS Cryptographic Services ICSF Writing PKCS #11 Applications(SA23-2231 )』
IBM社のz/OSドキュメント:
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『z/OS MVS Programming: Authorized Assembler Services Reference, V2(SA22-7610 )』