DSNIRNXT

データへの順次アクセス中に、モジュールDSNIRNXTはレコードのカーソル処理ブロック(CUB)を、検索するアプリケーション プログラムの次のレコード(ROW)に移動させます。このモジュールによって使用されるCPU資源量は、アプリケーションに戻される行の数によって異なります。

ヒント

このモジュールに対して大量のCPU時間が報告された場合、通常、多数のデータ行とデータ列がアプリケーションに戻されていることを示しています。CPU使用属性レポートを使用すると、どのSQLステートメントがこのモジュールを呼び出すかを確認できます。これらのデータベース コールを評価して、行の数を減らせるかどうかを判別します。また、直接アクセスではなく順次アクセスが予測されていることを確認してください。たとえば、データにアクセスするために作成された索引が実際に使用されているかどうかを確認します。

参考資料

『IBM Db2 for OS/390 Messages and Codes(GC26-8970)』