ホスト接続の設定

ホスト接続設定では、コンピュウェアのホスト通信インターフェース（HCI）を使用したメインフレーム接続を構成します。メインフレームシステムに複数のHCIインスタンスを展開できるため、複数の接続を定義できます。接続は、特定の接続へのユーザーアクセスを制限するセキュリティーグループに関連付けることができます。この接続による通信は、送受信されるデータが安全でプライベートであることを保証するために、暗号化プロトコルを使用してセキュリティーで保護することができます。

Compuware Enterprise Servicesのセキュリティーが有効化されている場合（セキュリティー設定のヘルプトピックを参照してください）、接続をセキュリティーグループに関連付けることができます。これにより、そのセキュリティーグループに属するユーザーのみに接続が制限されます。

設定されたすべての接続が表に表示されます。このページには、デフォルトで1ページに25の接続が表示されます。ページごとに表示される接続数は、1ページに表示する項目数の値を変更してを増減できます。接続のリストは、フィルターアイコンをクリックし、フィルターフィールドにフィルター条件を指定することによって表示を絞り込むこともできます。接続の順序は、列のヘッダーをクリックして並べ替えることができます。列ヘッダーをクリックするときに [Shift] キーを押しながら、複数の列で並べ替えることができます。

接続の状況が表示され、現在どの接続が現在稼働しているかを簡単に確認できます。上向きの緑色の矢印は、接続が現在実行中であることを示します。下向きの赤い矢印は、接続が現在実行されていないことを示します。疑問符は、接続の状況が不明であることを示します。状況が不明の場合、情報アイコンをクリックして状況を更新します。また、[編集] ダイアログボックスで [テスト] をクリックし、次に [OK] をクリックして状況を更新することもできます。

接続に関する詳細は、接続の上にマウスカーソルを置いたときに表示される情報アイコンをクリックすると、表示されます。詳細には、現在ライセンスされているTopaz製品とHCIに関連付けられているCompuware共通サービスに関する情報が記載されています。

[ホスト接続の設定] ページにアクセスするには、Compuware Enterprise Servicesメニューの [管理] をクリックし、[ホスト接続] アイコンをクリックします。Compuware Enterprise Servicesでセキュリティーが有効化されている場合、[ホスト接続の設定] ページへのアクセスは管理者権限を持つユーザーに限定されます。

この接続リストは、Topaz Workbenchと同期を取ることができます。接続リストを同期すると、グループ化されていない接続だけでなく、そのTopaz Workbenchユーザーが属するグループに関連付けられている接続も表示されます。ホスト接続の同期の詳細については、『Topaz Workbenchユーザーガイド』を参照してください。複数のStrobeインスタンスのサポートについては、『Strobeインストール／カスタマイズガイド』の「HCIの構成」を参照してください。このWebサービスを使用する場合はコンピュウェア技術サポートにお問い合わせいただき、すべてのドキュメントを入手してください。

18.02.02より前のリリースから更新する場合、既存のすべてのグループが定義されたセキュリティーグループに一致するように移行されます。一致するセキュリティーグループが見つからない場合、接続のグループは解除されます。

列の上部には以下のボタンがあります。

フィルターの設定： [ホスト接続の設定] 表の内容をフィルター処理するには、をクリックし、絞り込む値を入力します。この値を含まないものは、すべて非表示になります。フィルターをクリアするには、バツ印のアイコンをクリックします。

イベント履歴の表示： HCIイベントの履歴を表示するには、時計印のアイコンをクリックします。

新しい接続を作成するには、以下を行います。

[ホスト接続の設定] ページで [追加] をクリックします。複数のフィールドを含むフォームが表示されます。

説明：接続の説明です（テキスト形式）。このフィールドは必須で、固有である必要があります。この説明は、構成された接続にアクセスしたときにユーザーに提示されます。
ホスト名： HCIが実行されているz/OSホストシステム名またはIPアドレスです。このフィールドは必須です。
ポート： HCIがクライアント要求をリッスンするために使用するポート番号です。このフィールドは必須です。
暗号化プロトコル： HCIとの通信をセキュリティーで保護するために使用する暗号化プロトコルです。これが正しく動作するためには、上記で指定したポート上において、そのプロトコルでHCIが構成されている必要があります。このフィールドのデフォルトは「None（無し）」です。
グループ：この接続に関連付けられるセキュリティーグループです。接続のデフォルトは、セキュリティーグループが関連付けられていないので、「Ungrouped（グループに属していない）」となります。

このグループに属するユーザーのみが接続にアクセスできます。グループ化されていない接続は、すべてのユーザーが使用できます。

必要に応じて、[テスト] をクリックして入力した値をテストします。入力された値を使用して接続が成功したかどうかを示す状況メッセージが表示されます。
必須フィールドに値を入力したら、[OK] をクリックします。新しい接続が接続リストに表示されます。

ホスト接続を編集するには、以下を行います。

[ホスト接続の設定] ページで、編集するホスト接続を選択して、[編集] をクリックします。新しい接続を作成するときと同じフォームが表示されますが、フィールドには編集中の接続に割り当てられた値が入力されています。
フィールドの値を変更し、[OK] をクリックします。

[テスト] ボタンは、[OK] ボタンをクリックする前に任意でクリックできます。新しい接続の作成と同じテストが、変更された値で行われます。

ホスト接続を削除するには、以下を行います。

[ホスト接続の設定] ページの表で、1つまたは複数の接続を選択します。
[削除] をクリックします。選択した接続が接続リストから削除されます。

ホスト接続の設定

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