DFSECP10

DFSECP10は、IMS MPP/IFP環境に対応する環境制御プログラムです。DL/Iコールに対して、環境に基づいたサービスを提供します。プログラム要求処理プログラムDFSPR0X0は、各コールに対してDFSECP10を2回呼び出します。コールが処理される前に1回、コールが完了してから1回です。

ファースト パスでは、2つの処理が実行されます。MPP/IFP領域PARMでNOSPIEオプションが指定されている場合、ユーザーSPIEは削除されます。PARMのSTIMERオプションがDL/IコールのCPU時間を含めない設定の場合、STIMERは取り消されます。

セカンド パスでは、逆の処理が実行されます。STIMERが再発行され、存在するユーザーSPIE環境が復元されます。

ヒント

NOSPIE PARMが指定され、呼び出し側アプリケーションにユーザーSPIEが存在し、呼び出し側アプリケーションが大量のDL/Iコールを発行する場合、DFSECP10は大量のCPUを使用する可能性があります。このモジュールとSVC 109で、非常に多くのCPUが使用される可能性があります。アプリケーションからSPIEを削除できるか、NOSPIE PARMを削除してアプリケーションがSPIE条件に対応できるか確認してください。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。