TIRFTRIM

TIRFTRIMはCA Genで提供される呼び出し先モジュールです。CA Genアクション ダイアグラムがTRIM関数を使用するたびに呼び出されます。

TRIMは、テキスト フィールドから後続のスペースを削除します。通常は、Concat関数やLength関数と組み合わせて使用します。

TRIMは、以下のCOBOLステートメントを生成します。

ステートメント

個数

Call

1

Compute

1

Move

6

Initialize

1

IF

2

 

TRIMを頻繁に使用すると、CPUコストが大幅に増加します。

例1:

以下の例では、従業員の苗字と名前を結合して1つのテキスト フィールドにします。TRIMは、苗字から後続のスペースを削除してから、「,」と名前との結合を実行します。

 

SET local employee full_name TO

concat(concat(trim(local employee last_name), ", "),

local employee first_name)

例2:

以下の例では、従業員の氏名の文字数を後続のスペースを除外して計算します。

 

SET local work_set nbr_of_characters TO

length(trim(local employee full_name))

ヒント

1つのアクション ダイアグラム内で、TRIMが同じ入力に対して複数回使用される場合は、以下のように対処します。

  • 希望する入力に対してTRIMを1回使用する。

  • 結果をローカル ビューに保存する。

  • 残りのインスタンスに対しては、TRIMの代わりにローカル ビューを使用する。

  • ローカル ビューを、値を必要とするすべての呼び出し先アクション ダイアグラムのインポート ビューに渡す。

TRIMが複数のCA Gen関数を使用するアクション ダイアグラムで使用される場合、またはTRIMが原因でアクション ダイアグラムのCPU使用が増加する場合は、アクション ダイアグラムを外部アクション ブロックに変換することを検討してください。