.DELAY

.DELAYは、CICSミラーまたはユーザー トランザクションの実行準備が整っているにもかかわらず、その実行に必要なMVSタスク制御ブロックが別のトランザクションを処理している場合の平均サービス時間を示す、Strobe疑似資源です。

Strobe疑似セクションxx-TCBが表示されることがありますが、これは常に.DELAYと関連しています。「xx」は、要求されたディスパッチャー モード タスク制御ブロックを示します。

  • CO-さまざまなドメインでの入出力処理の負荷を軽減するための並行TCB

  • D2–Db2モード

  • FO-さまざまなファイル処理の負荷を軽減するためのファイル専有TCB

  • J8-オープン モード、Java仮想マシン

  • J9-オープン モード

  • JM-JVM CLASSCACHE

  • L8-オープン モード、LA370 Db2 TCB

  • L9-オープン モード

  • QR-準再入可能、アプリケーションがサブディスパッチされるメインのCICS TCB

  • RO-プログラムのロードを実行する資源専有TCB

  • RP-ONC/RPC専有モード

  • S8-SSLサポート用のソケット ドメイン

  • SL-ソケット ドメイン リスナーTCB

  • SO-ソケット ドメイン

  • SP-セキュア ソケット レイヤー(SSL)をサポートするソケットPTHREAD専有モード

  • SZ-2次LU、フロントエンド プログラミング インターフェース(FEPI)に使用

  • X8-XPLINK用のオープン モード

  • X9-XPLINK用のオープン モード

Strobe擬似セクション.MVSは、トランザクションが他のMVS資源を待機していることを示しています。

参考資料

『Strobeオプション・ガイド』の「Strobe for CICS」

『Strobe解析と分析ユーザー・ガイド』