DFSDBH20

DFSDBH20は、OSAMバッファー スチール ルーチンです。プール内のバッファーにアクティブなデータが存在し、バッファーが新規ブロックで必要な場合、バッファーは「スチール」の対象になります。

OSAMには10レベルの高度なバッファー スチール アルゴリズムが用意されていて、スチールの候補となるバッファーを特定します。また、最高3回の検索処理によって、プール内でスチールに最適なバッファーを検索します。スチール対象のバッファーが変更された場合、DFSDBH20はそのブロックを書き込みます。別の領域でスチール対象のバッファーが使用中である場合、DFSDBH20は該当する領域がバッファーを解放するまで待機します。

ヒント

モジュールDFSDBH20のCPU使用率は通常はごく少量で、1~2%未満です。CPU使用率がこれ以上の場合、過剰なOSAMバッファー スチールが発生しています。OSAMバッファーのパフォーマンスを分析して、パフォーマンスの改善を図る必要があります。

参考資料

詳細については、IMSのDBSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。