DFSSBCR0

ロード モジュールDFSSBIL0内のモジュールDFSSBCR0は、OSAM順次バッファー(OSB)を構成しています。OSBの主な処理モジュールです。

DFSSBCR0は、OSAMバッファー ハンドラー(DFSDBH10およびDFSDBH20)によって呼び出され、2つの機能を実行します。

第1の機能は、OSBバッファー セット内のバッファーを検出して、検出したバッファーを通常のOSAMバッファー プールに移動することです。バッファーが検出された場合、プログラムが入出力を待機する必要はありません。バッファーが検出されなかった場合、プログラムは入出力を実行し、DFSSBCR0は追加の順次入出力が必要かどうか決定します。

第2の機能は、データベース参照パターンを記録することです。各データベース データセット グループ(データセットが複数ボリュームにスパンする場合はDASDボリューム)に対して、順次参照のチェーンとランダム参照のチェーンが保守されます。OSB(モジュールDFSSBEV0に含まれる)はアクセス パターンを定期的に評価して、先読みの開始と停止を決定します。

ヒント

OSAM順次バッファーは、最小のオーバーヘッドで最大のパフォーマンスを引き出せるように設計されています。ただし、制約があります。//DFSSTAT DDカード内のレポートを調べて、DFSSBCR0を含むOSBモジュールのCPU使用量と、入出力待ちの削減による利点を比較してください。OSBがCPUをすべて順次コール パターンの分析に使用し、結果として何も検出できなかった場合、非効率なデータベース データセットに対してオフにします。

参考資料

詳細については、IMSのDBSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。