IGZCSSR
IGZCSSRは、SSRANGEコンパイラー オプションによって呼び出されるCOBOLライブラリー ルーチンです。SSRANGEコンパイラー オプションは、添え字付けされた領域、索引付けされた領域、およびOCCURS DEPENDING ON領域を検証して、コンパイラーによって割り振られた記憶域のサイズを超えないことを確認します。
SSRANGEは、IBMコンパイラーのデフォルトです。
ヒント
SSRANGEがコンパイラー オプションとして使用される場合、添え字付けされたデータ名が使用されるたびにCOBOLライブラリー サブルーチンへの呼び出しが生成されますが、これは非常に非効率的です。通常、添え字を確認する必要が数回だけの場合は、SSRANGEオプションを使用するよりも独自のコーディングで確認する方が速く処理できます。パフォーマンスに依存するアプリケーションでは、NOSSRANGEを使用してください。
参考資料
『VS COBOL II Application Programming Guide for MVS and CMS, Release 3.0, 3.1, 3.2(SC26-4045)』
『VS COBOL II Installation and Customization for CMS, Release 3.2(SC26-4213)』
『VS COBOL II Installation and Customization for MVS, Release 3.2(SC26-4048)』
『VS COBOL II Performance Tuning』(R. J. Arellanes, IBM Corporation, December 1990)