使用状況の統計

ネットワーク管理者は、使用状況の統計レポートを使用して、誰がどのくらいiStrobeを使用しているかを追跡することができます。

iStrobe使用状況の統計を作成して表示するには、以下の手順に従います。

  1. iStrobeから、[バージョン情報]ボタンをクリックし、次に[統計情報]ボタンをクリックします。

  2. [要約]タブで、統計情報を表示する日付範囲を指定し、[リフレッシュ]をクリックします。

  3. タブをクリックして、使用状況を表示します。

  • ユーザー:Strobeにアクセスしたユーザーと、そのユーザーがアクセスしたパフォーマンス プロファイルおよび参照したレポートを表示します。

  • アクティビティー:プロファイル レポート、Insightレポート、測定レポート、プロファイル操作、オンライン ヘルプ アクセスごとの使用状況を表示します。

ユーザーは以下の方法で識別されます。

  • ユーザー名(iStrobeの[設定]ウィンドウでユーザー名を指定した場合)。

  • ワークステーションのIPアドレス(ユーザー名を指定しなかった場合)。

参照回数は、ユーザーがレポート ウィンドウの外観を変更するたびに増えます。たとえば、同じiStrobeセッション内でレポートのしきい値を変更すると、レポートの参照回数が増えます。

iStrobeが使用状況の統計を収集する方法を変更するには、statistics.propertiesファイルのパラメーターを編集します。このファイルは、iStrobeがインストールされている場所に存在します。

  • stats.log.enabled={yes | no}:iStrobeが統計を収集するかどうかを指定します。

  • stats.log.directory={default|<logpath>}:ログが保存される場所を指定します。デフォルトは、iStrobeが存在する場所のサブディレクトリーlogs(たとえば、\webapps\istrobe\logs)です。ファイル名は、stats.logです。

  • stats.log.roll.period={MN | WK |DY | HR | MI} :ログの内容がアーカイブ ファイルにバックアップされ、再開される頻度を決定します。

  • MN-毎月

  • WK-毎週(デフォルト)

  • DY-毎日

  • HR-毎時間

  • MI-毎分

たとえば、stats.log.DY.2004-03-16には、2004年3月16日の使用状況の統計が含まれます。

使用状況の統計をエクスポートするには、以下の手順に従います。

エクスポート機能を使用すると、[要約] タブで指定した日付範囲に基づいて、ユーザーの利用状況データを.csvファイルに抽出できます。

  1. [要約] タブで統計情報を表示する日付範囲を指定し、[エクスポート] をクリックします。

  2. [VIP使用ファイルのエクスポート] ダイアログ ボックスで以下を指定します。

    • VIP使用データのエクスポート先の .csvファイルの名前: .csvファイルの名前を入力します。

    • 暗号化キー: このフィールドはオプションです。このフィールドを使用すると、[ユーザー名]列と[プロファイル]列のデータが暗号化されます。暗号化キーは24文字以内に制限する必要があります。使用される暗号化アルゴリズムは、業界標準であるデータ暗号化標準(Data Encryption Standard)アルゴリズムです。

  1. [OK] をクリックします。.csvファイルが作成されダウンロードされます。