ILBOCMM
ILBOCMMはCOBOLライブラリー ルーチンです。記憶域の追加または削除が必要なCOBOLプログラムまたはCOBOLライブラリー ルーチンに対して、GETMAINとFREEMAINのマクロ命令を発行します。ILBOCMMは、GETMAINマクロ命令によって獲得した記憶域に関する情報を連鎖させ、FREEMAINマクロ命令がその記憶域に対して発行されると、この連鎖から情報を解放します。
ILBOCMMは、GETCOREマクロ命令のコンパイル済みコードによって、または多数のサブルーチンによって呼び出されます。
ヒント
CPU属性レポートを参照して、ILBOCMMを呼び出したステートメントを判別します。存在しないレコードのVSAM READから呼び出される場合があります。
参考資料
『IBM OS/VS COBOL Subroutine Library Program Logic(LY28-6425)』