MVS*

MVSは、オンライン ソフトウェア パッケージACP(Airline Control Package)に含まれるモジュール名の接頭部3文字です。このパッケージは、プログラムとデータをロード/アンロードするためのコア モジュールと出口ルーチンで構成されます。パッケージはMVSで稼働しますが、IBMの標準的なリンクやロード機構を使用しません。プログラムはデータとして扱われて処理され、データベースに常駐します。プログラムは、必要に応じてデータベースからロード/アンロードされます。

リンクとロード プロセスが標準ではないため、データ コレクターを記述して指定しないかぎり、ユーザー作成プログラムは通常パフォーマンス プロファイルに表示されません。ただし、コア プログラムと出口ルーチンはプロファイルに表示されます。ユーザー プログラムでのCPU使用がレポートさせるように、データ コレクターを記述することをお勧めします。

ヒント

iStrobeを使用してACPアプリケーションの入出力のパフォーマンスを分析し、入出力のボトルネックを防止するために提示されたパフォーマンスの改善を実施します。プログラムとデータが同一のものと扱われてデータベースに常駐するため、入出力のパフォーマンスを改善することは重要です。