レポートの概要

Abend-AID Fault Analyticsは、Abend-AID製品などのさまざまなソースから障害データを保存します。これらの障害情報は、Microsoft SQL ServerまたはDb2 for z/OSのどちらかのデータベースに保存されます。Fault Analyticsは、このデータベース情報に基づいてレポートを生成します。

特定の障害の詳細を含む独自のデータベース クエリーを作成することにより、あらゆる状況や作業グループに合わせたレポートを作成できます。

定義済みレポートを使用すると、システム ビューから個々の障害項目にすばやくドリルダウンできます。カテゴリーには、時間、ジョブ、プログラム名、またはエラー コードによる障害情報が含まれます。レポートは、円グラフや棒グラフなどのグラフ形式で表示されます。

レポートでは以下のことができます。

  • 各種のレポートを表示します。

  • レポートが特定の時間間隔で生成されるようにスケジュールします。

  • レポートへのリンクを電子メールで送信します。

管理レポートのカスタマイズ

Fault Analyticsは、メインフレーム システムのイベント情報を収集します。この情報には、プログラム、エラー コード、マシン、オペレーティング システムなどの障害データが含まれます。また、ジョブ名、アカウンティング コード、ジョブ クラス、ジョブ優先度など、メインフレーム固有のデータも含まれます。

これらのデフォルトのレポートが組織の特定のニーズに合わない場合は、これらを簡単にカスタマイズして、必要とする他の重要な情報を含めることができます。新しいレポートを作成することもできます。

 

関連トピック

管理レポートの使用
レポートの作成
レポート パラメーターのデフォルト