DFSRDBL0

DFSRDBL0は、データベース変更ロガーです。IMSログ レコードをフォーマットします。IMSログ レコードは、セグメント データ、セグメント接頭部データ、空きスペース、ルート アンカー ポイントを含むIMSデータベースに対する変更内容をすべて記録します。各レコードは、バックアウトおよび順方向回復で使用されます。DFSRDBL0は、アプリケーション チェックポイントに対するタイプx'41'のログ レコードも作成します。

データベースの最初の更新時にDBRCが呼び出され、このデータベースの更新レコードがこのログ上に存在することを記録します。その後DBRCは、更新されたデータベースの回復に必要なログがどれかを認識します。

ヒント

モジュールDFSRDBL0は、IMS更新が頻繁な環境では大量の作業を実行して、最高10%のCPUを使用します。これは、パフォーマンスに問題があることを意味していません。IMSがジョブを実行中であることを意味しているだけです。

その他、DFSRDBL0が大量に使用されるのは、チェックポイント コールです。各チェックポイント コールでは、ログ レコードとメッセージがフォーマットされ、MVSコンソールへ書き込まれます。チェックポイントを過剰に設定すると、パフォーマンスのボトルネックになる場合があります。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。