DFSXBAT0

DFSXBAT0は、バッチおよびCICSリージョン用にIMS環境を初期化します。このモジュールは、バッチ領域コントローラーDFSRRC00からリンクされます。処理が終了すると、バッチ プログラム コントローラーDFSPCC30に制御を渡します。

DFSXBAT0は、この環境の設定に必要な大量の作業を実行します。また、他のさまざまなモジュールを呼び出して、初期化サービスを実行します。この環境に必要なモジュールをロードし、モジュールDFSIINL0を呼び出して、存在する場合はプリロード リストを処理します。

DFSXBAT0は制御ブロックのロードと記憶域の割り振りを実行して、制御ブロックを初期化します。また、DFSVSAMP制御カードの読み取りと処理を実行します。

DFSXBAT0は、内部IMSタスク(ITASK)を生成します。IMSは、バッチまたはCICS環境でも、この内部タスク アーキテクチャーを使用します。

ヒント

モジュールDFSXBAT0はバッチ実行ごとに1回だけ呼び出されますが、大量の作業を実行します。バッチ ジョブが数時間実行され、数千ものIMSコールを発行した場合、バッチ初期化のオーバーヘッドはジョブ全体と比較するとごく少量になります。ジョブがIMSコールを2、3回発行して終了した場合、DFSXBAT0のCPU使用率は非常に高くなりますが、問題ではありません。

参考資料

詳細については、IMSのSVSOURCEライブラリー データセットを参照してください。IMSシステム プログラマーにお問い合わせください。